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Posted by つくばちゃんねるブログ at

2014年06月05日

背中が痛い!

いよいよ梅雨入りですね。
体調管理にはくれぐれも気をつけましょう。

先日は赤ちゃんの高熱についてご紹介しましたが、
今日は、大人のケースです。

非常に忙しくしていたところ、
喉が痛くなり、熱が出てきました。
ホメオパシーのセルフケアの経験のある方なので、
いくつかレメディを摂り、喉の状態は良くなっている感じだったのですが、
熱が上がるにつれて、背中がパンパンに張って鉄板のようになり、
起きていることもできなくなってしまいました。
この時点で私のところにご相談がありました。

前日の午後は左だけだったものが、右側まで広がってきました。
咳が時々出て、朝起きたときに緑や黄色の痰が出ています。
咳の出方と咳と痛みとの関係から、肺炎などを起こしているようではなさそうです。
とにかく起きられるようにならないと、数日後には大事なイベントが控えています。

ホメオパシーでは、各レメディの症状について詳しく書かれた「マテリアメディカ」というものがあります。
また、症状のほうからレメディを探していけるように、逆引き辞典に当たる「レパートリー」というものがあります。

このレパートリーで次の3つのルブリック(見出し語)を調べてみます。

背中ー強張りー板のような
背中ー強張りー痛みのある
痰ー緑がかったー黄色

すると、すべてをカバーしているのが

プルサティラ


ちょっとうつむき加減のかわいらしいお花から作られたレメディです。
泣き虫の甘えん坊の子どもによく使われるレメディとして有名です。

このレメディを水に溶かして何度か摂っていただいたところ、
翌日には、背中に一筋痛みが残るだけになり、
後ろも振り向けるようになりました。

ホメオパシーは、こんな風に症状にアプローチしていけます。
ちょっと身近に感じていただけましたでしょうか?  


Posted by てん at 19:00Comments(0)レメディホメオパシー

2014年06月04日

虫刺されには・・・

暑くなってくると、虫も増え、肌の露出も増えるので、
虫に刺される機会が増えますね。

今日は、いつもお世話になっている「井戸端カガク」
「虫対策のカガク」を勉強してきました。

殺虫剤は有害だというイメージをしっかり持っていましたが、
虫よけが、思いのほか有害であることを知り、驚きました。
小さいお子さんには、特に要注意です。

よく知っている野菜が蚊よけになるという話もあり、
みなさん興味津々。

とてもためになる情報が満載でした。
7月5日(土)にも、同じ内容でお話が聞けます。

それでは、虫に刺されてしまったら、どうしましょうか。
ム◯とか、キ◯カ◯を塗りますか?
今日のお話では、これらの成分についても教えていただきました。
それから、案外、身近な植物が、かゆみによく効くとのこと。
試してみる価値ありです。

虫刺されも、すぐに治まれば良いのですが、
なかなか治まらないものもあります。

夏になると、虫だけではなく、クラゲに刺されることもあります。
クラゲに刺されると、かゆみが後から何度もぶり返すこともあります。

そんなとき、ホメオパシーではどのように対処するのでしょう?

代表的なレメディのひとつは、先日も登場したエイピス、
ミツバチから作ったレメディです。

そんなお話を、「ホメオパシーカフェ in つくば 第7回」ではしたいと思います。

みなさま、ぜひおいでください。
おいしいお茶とお菓子付きです。

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<ホメオパシー・カフェ in つくば 第7回>

素敵な空間でお茶とお菓子を楽しみながら、
ホメオパシーの世界へ足を踏み入れてみませんか?
ホメオパシーは、およそ200年前、ドイツで生まれた医療。
<似たものが似たものを癒す>という原理に基づいています。
自然界の物質から作られた<レメディ>を使い、
生命力を目覚めさせて心身の不調和を癒していきます。

第7回は、ホメオパシーについて、わかりやすく説明したうえで、
「虫刺されとケガ」に対応できるレメディをご紹介します。

2014年6月11日(水)10:30~12:00
受講料 ¥1,500
会場・申込 アート&カフェ サンゴミズキ
   つくば市天久保4-5-18 TEL: 090-4548-9740
講師 天井 周(てんじょう しゅう)
 ホメオパシーのお医者さん(紫峰の森クリニック)
 ハーネマンアカデミー講師
 shushu@vesta.ocn.ne.jp  Blog: http://tenten.tsukuba.ch/
なお、第8回は7月9日(水)「胃腸のトラブル」についてを予定しています。




  


2014年06月03日

高熱が出たら

毎日暑くて、体調を崩していらっしゃる方も多いかもしれませんね。

私のところにも、急性の症状について、いくつかご相談がありました。

そのひとつをご紹介します。

1歳のお子さんです。
38℃の熱がありましたが、元気だったので外に連れて行ったところ、帰ってきてから熱が上がりました。
頭も手足もとても熱いのですが、汗はかいていません。
涼しい風を当ててあげると気持ち良さそうにします。

熱が高い時、考えられるレメディはいくつかあります。




ベラドンナというレメディは、高熱で頭が熱くて、顔も熱くて真っ赤。
汗はかかず、乾いていて、手足が冷たいのが特徴です。




プルサティラというレメディは、やはり高熱がありますが、
じっとり汗をかいていることが多い。
喉はあまり渇いていないことが多く、風通しが良いところを好みます。
締め切った部屋が耐えられません。

このお子さんには、お母さんがプルサティラをあげていましたが、
あまり芳しくありませんでした。

熱が40℃を超え、心配になって病院へ連れていきました。
熱以外は特に問題になるような症状はなかったものの、
「これから他の症状が出てくるかもしれないので、明日また来てください」
と言われたそうです。

この時点でご相談を受け、私が選んだのはエイピス。
ミツバチから作ったエイピスというレメディです。



ミツバチに刺されると、赤く腫れ上がり、熱を持ってきますね。
また、ミツバチの巣はブンブンとはを動かす熱でとても温度が上がっています。

エイピスは、虫刺されや蕁麻疹にも使われますが、
喉の腫れなどにも使われます。
顔の浮腫みがみられたりしますが、ベラドンナほど赤くはなりません。
エイピスがよく反応するのは、暑がって、冷たい風に当たったり冷たいものを当てたりすると楽になるようなとき。

夜の間、このエイピスを水に溶かして何回か摂っていただいたところ、朝には38℃台まで熱が下がりました。
でも、そこからあまり変化しません。
一旦別のレメディで汗が出るようになりましたが、また熱が上がって、
ぐずりがひどくなったので、お母さんは再度病院へ連れて行きました。

そこで、「口蓋垂(喉ちんこ)が赤くボコボコと腫れているので、夏風邪でしょう」と言われました。
この症状はエイピスの症状ととても良く合っています。
再度エイピスのレメディに戻していただきました。

翌朝、38℃まで熱が下がり、機嫌が良くなって、いたずらを始めるまでになりました。

今回、よかったと感じたことが2つあります。

最近は病院でも、ちょっとした熱や風邪で、解熱剤や抗生剤を出さなくなっていること。
特に小児科では、この辺りが徹底されるようになってきているのではないかと思います。

そして、病院にかかったことで、より確信を持ってレメディを選ぶことができたこと。
必要な検査や診察によって、何が起こっているのかが分かるということは、レメディを選ぶ際にも大事なことです。

お分かりのように、レメディは解熱剤とは異なる働き方をします。
熱が下がるとしても、急激な不必要な下がり方はしません。
38℃台まで下がって、機嫌が良くなり、食欲が出て、という働き方になります。
熱というのは、本来、体が病原体と戦うために、必要があって出ているものです。
その働きをしっかり残したまま、むやみに体力を奪うような症状は軽減していく。
とても理にかなった働きをしてくれます。

病院では、不必要な解熱剤や抗生剤を使わないとなると、
我慢して寝ていなさい、と言われるだけになってしまいます。
せいぜい抗炎症剤や去痰剤を出すくらい。

もう一歩、体が楽になるような対処をするのに、ホメオパシーはとても役に立ってくれます。