2014年06月03日

高熱が出たら

毎日暑くて、体調を崩していらっしゃる方も多いかもしれませんね。

私のところにも、急性の症状について、いくつかご相談がありました。

そのひとつをご紹介します。

1歳のお子さんです。
38℃の熱がありましたが、元気だったので外に連れて行ったところ、帰ってきてから熱が上がりました。
頭も手足もとても熱いのですが、汗はかいていません。
涼しい風を当ててあげると気持ち良さそうにします。

熱が高い時、考えられるレメディはいくつかあります。




ベラドンナというレメディは、高熱で頭が熱くて、顔も熱くて真っ赤。
汗はかかず、乾いていて、手足が冷たいのが特徴です。




プルサティラというレメディは、やはり高熱がありますが、
じっとり汗をかいていることが多い。
喉はあまり渇いていないことが多く、風通しが良いところを好みます。
締め切った部屋が耐えられません。

このお子さんには、お母さんがプルサティラをあげていましたが、
あまり芳しくありませんでした。

熱が40℃を超え、心配になって病院へ連れていきました。
熱以外は特に問題になるような症状はなかったものの、
「これから他の症状が出てくるかもしれないので、明日また来てください」
と言われたそうです。

この時点でご相談を受け、私が選んだのはエイピス。
ミツバチから作ったエイピスというレメディです。



ミツバチに刺されると、赤く腫れ上がり、熱を持ってきますね。
また、ミツバチの巣はブンブンとはを動かす熱でとても温度が上がっています。

エイピスは、虫刺されや蕁麻疹にも使われますが、
喉の腫れなどにも使われます。
顔の浮腫みがみられたりしますが、ベラドンナほど赤くはなりません。
エイピスがよく反応するのは、暑がって、冷たい風に当たったり冷たいものを当てたりすると楽になるようなとき。

夜の間、このエイピスを水に溶かして何回か摂っていただいたところ、朝には38℃台まで熱が下がりました。
でも、そこからあまり変化しません。
一旦別のレメディで汗が出るようになりましたが、また熱が上がって、
ぐずりがひどくなったので、お母さんは再度病院へ連れて行きました。

そこで、「口蓋垂(喉ちんこ)が赤くボコボコと腫れているので、夏風邪でしょう」と言われました。
この症状はエイピスの症状ととても良く合っています。
再度エイピスのレメディに戻していただきました。

翌朝、38℃まで熱が下がり、機嫌が良くなって、いたずらを始めるまでになりました。

今回、よかったと感じたことが2つあります。

最近は病院でも、ちょっとした熱や風邪で、解熱剤や抗生剤を出さなくなっていること。
特に小児科では、この辺りが徹底されるようになってきているのではないかと思います。

そして、病院にかかったことで、より確信を持ってレメディを選ぶことができたこと。
必要な検査や診察によって、何が起こっているのかが分かるということは、レメディを選ぶ際にも大事なことです。

お分かりのように、レメディは解熱剤とは異なる働き方をします。
熱が下がるとしても、急激な不必要な下がり方はしません。
38℃台まで下がって、機嫌が良くなり、食欲が出て、という働き方になります。
熱というのは、本来、体が病原体と戦うために、必要があって出ているものです。
その働きをしっかり残したまま、むやみに体力を奪うような症状は軽減していく。
とても理にかなった働きをしてくれます。

病院では、不必要な解熱剤や抗生剤を使わないとなると、
我慢して寝ていなさい、と言われるだけになってしまいます。
せいぜい抗炎症剤や去痰剤を出すくらい。

もう一歩、体が楽になるような対処をするのに、ホメオパシーはとても役に立ってくれます。







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